Google Chromeアップデートに伴う、警告ポップアップについて

2019年12月10日にGoogle Chromeがバージョン79にアップデートされました。
 
 
 
これに伴いID・パスワードを使ってWEBサイトにログインすると、下記の警告ポップアップが表示されることがあります。
 
 
 

 
 
 
こんなのが表示されると焦りますよね…
 
 
 
KUMKUMを使用中にもこのようなポップアップが表示されることがあります。
 
 
 
ただご安心ください!パスワードが知らない人に漏洩したわけではありません!
 
 
 
では、なぜこのようなポップアップが表示されてしまうのか、今回のGoogle Chromeセキュリティアップデート解説と一緒にご説明いたします。
 
 
 
 

Google Chromeのセキュリティアップデート

 
 
 
先程記載した通り、2019年12月10日にGoogle Chromeがアップデートされました。
 
 
 
Google公式サイトでも発表がありましたので、下記サイトからチェックできます。
 
 
 

 
 
https://security.googleblog.com/2019/12/better-password-protections-in-chrome.html
※英語表示ですので翻訳を使用してみてください。
 
 
 
このアップデートでは主にセキュリティ機能が強化されました。
 
 
 
その強化されたセキュリティ機能というのは、IDとパスワードの組み合わせが第三者によるデータ漏えいの影響を受けていないかを自動で調べるというものです。
 
 
 
具体的にどう変わったかというと、WEBサイトのログインフォームで使用しているID・パスワードが第三者に使われていないか自動的にチェックを行い、もし使用された形跡がある場合には「パスワードを変更してください」と警告されるという点です。
 
 
 
 

ポップアップが表示されているんだから漏洩しているんじゃないの?

 
 
 
まず注意点ですが、この警告ポップアップが表示されても、全てが漏洩の対象ではないという点です。
 
 
 
つまりどのような事かというと、同じID・パスワードで複数のデバイスからログインを行ったことがある場合に表示がされる仕組みとなっています。
 
 
 
弊社のKUMKUMを例にとると、同じID・パスワードで社内のパソコン3台・家のパソコン1台・タブレット端末1台でログインしたことがある場合に、警告ポップアップ表示の対象となります。
 
 
 
これはGoogle Chromeが「ん?同じID・パスワードが5つの別のデバイスから使われているぞ?これはログイン情報が漏洩しているかもしれない!警告を表示しよう!」と判断するわけです。
 
 
 
同じ人が複数デバイスを使ってログインしていることや、社内でID・パスワードを共有して使用していることはGoogle Chrome側からは判断できないからです。
 
 
 
 

どうしても表示が気になる場合はどう対処すればいいの?

 
 
 
では、このポップアップの表示を止める為にはどうすればいいのでしょうか。
 
 
 
①ID・パスワードを使用者ごとに別のものにする
 
②パスワードを変更する
 
 
 
上記の作業を行えば、表示がされなくなります。
 
 
 
①をKUMKUMで言うと、従業員管理で個別にID・パスワードを設定する。
 
②はポップアップが表示されているIDのパスワードを変更する。
 
 
 
このように対処していただく必要があります。
 
 
 
対処の方法がわからない場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
 
 
 
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