勤怠管理をシステム化するメリット・デメリットとは

建設業界だけでなく、多種多様な企業の導入が増えている勤怠管理システム。
こちらの記事を読んでいただいている方の会社でも、導入を検討されているかもしれません。
導入する前に勤怠管理システムのメリット・デメリットを知っておくと、
どんなシステムを導入するのか選定するときに役にたつかと思います。
今回は勤怠管理システムのメリット・デメリットをまとめました。
 
 

 
 

勤怠管理システム導入のメリット

 

従業員一人ひとりの労働時間の管理

 
企業のコンプライアンスが重要視されている昨今では、
従業員の労働時間管理の重要度が非常に高まってきております。
労基による目も益々厳しくなってきており、労基法に違反するような
管理が見受けられれば注意勧告を受けることもあります。
 
また、SNSなどネット上に情報を簡単に掲載できてしまう現代、
ブラック企業のレッテルを貼られてしまうと、その情報をネット上から
削除するのはほとんど不可能です。
 
勤怠管理システムで労働時間を管理しておくことで、
通常の労働時間はもちろんのこと、残業や休日出勤の管理、休暇の管理まで行えます。
 
さらに、既定の労働時間を超過しそうな従業員や、休暇をきちんと取れていない
従業員を把握しておくことで、労働環境を改善する指標として使うことができます。
 
 

コストを削減できる

 
システムを導入するとコスト削減につながる?と思っているかもしれません。
しかしシステム導入でコスト削減は大きなメリットの一つとなります。
 
タイムカードで労働時間の管理をしている企業の場合、事務員の方が
月末にタイムカードを元にExcelシートに入力を行い、この入力作業だけで
何時間も使っている企業もあるでしょう。
 
勤怠管理をシステム化することで、月末の処理時間が1/3まで削減されて生産性がアップ。
さらにタイムカードの紙代も削減されて、無駄を省き大きくコストを削減できるのです。
 
 

勤怠管理システム導入のデメリット

 

システムの機能を使いこなせない

 
詳しくシステムの管理機能を調べずに導入してしまい、実際使ってみると
使いこなせない、機能が合わないなどと失敗してる企業も多くいます。
 
様々な勤怠管理システムがあるので、使い勝手や機能の詳細などは事前に理解しておきましょう。
システムによっては無料トライアルやサポートセンターに問い合わせて機能の詳細を
確認できますので、有効に活用して自社にあったシステムを選ぶようにしましょう。
 
 

最後に

システム導入のデメリットはシステム機能自体のデメリットというよりも、
導入する際の課題が重要となってきますので、うまくシステムを使い
こなすことができれば、たくさんのメリットを実感できると思います。
 
システムを活用する環境を構築することも重要となりますので、
従業員の理解や利用者の機能把握を行うことも大切です。